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京広高速鉄道の全線開通が伝えることは? (2)

 メードインチャイナは「クリエイトバイチャイナ」(中国創造)と融合することも可能だ。中国共産党第18回全国代表大会(十八大)の報告では、「科学技術イノベーションは社会の生産力と総合的な国力を引き上げるための戦略的な支え」であり、「オリジナルのイノベーションを生み出し、イノベーションを集積し、イノベーションを導入・消化・吸収して再イノベーションする力を高め、特に共同でのイノベーションに注目していく」ことが強調されていた。経済がグローバル化する時代にあって、どの国もどの企業も入口を閉ざしてイノベーションを行うことはできない。中国の高速鉄道はまさにオリジナルのイノベーションを生み出し、イノベーションを集積し、イノベーションを導入・消化・吸収して再イノベーションするという道を歩んできた。

 中国が高速鉄道の大規模建設に乗り出す前には、世界のどの国にもこの面で成功したケースはなかったが、中国は距離や複雑なネットワークといった高速鉄道建設が抱える難問を解決した。「冬の地を出発して春の地に至る」ような温度や湿度の変化に直面し、さまざまな先端技術を総合的に採用して、エンジン故障につながりやすい問題を克服することに成功した。

 中国の高速鉄道の発展はこれまで100年にわたり鉄道の建設、運営、管理で蓄積されてきた豊富な経験を土台としてスタートしたものだ。中国の高速鉄道は基本的な国情に立脚し、改革開放を堅持し、社会の生産力を開放し、発展させたものであり、中国の特色を備えた社会主義の道の正しさを証明するものとなった。われわれにはこの道に絶対的な自信をもっている。

 成功を前にしておごってはならない。われわれは昨年7月23日に起きた高速鉄道の事故の痛ましい教訓を胸に刻み、常に警告を発していなければならない。高速鉄道の営業距離の伸びは、ごく自然に中国の現代化プロセスにとけ込んだ。高速鉄道の建設では質と安全で安定した運行がともに重要だ。高速鉄道の発展の成果は長い時間の中での検証に耐えるものになるのは間違いない。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年12月28日

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