若年夫婦の離婚激増 7割が「妻から三行半」 武漢
結婚はあたかも「城壁に囲まれた都市」のようなものだ。中に入りたい人もいれば、外に出たがる人もいる。一度は「永遠の愛」を誓い合って結ばれた夫婦が、どうしても結婚を継続することができず、別々の道を歩むことになるまでには、一体どのような原因やいきさつがあるのだろうか?武漢の婚姻登記処(結婚届出)窓口で、離婚率が年々上昇している背景について話を聞いた。楚天都市報が伝えた。
○武漢の離婚件数、この2年で3割増
湖北省武漢市民政局がこのほど発表した統計データによると、同市における2010年の離婚件数は1万8千組に達し、1979年に比べ43.5倍増加した。離婚件数は、2011年に2万1千組、2012年には2万4千組に達した。洪山区民政局婚姻登記処の孫主任は、「離婚率は、明らかに、年々高まっている。洪山区の離婚件数は、2003年までずっと、年間400組前後で落ち着いていた。2003年10月に新『婚姻登記条例』が発表され、離婚手続が大幅に簡略化されると、同年の区内離婚件数は倍増して800件以上に達し、2012年には1500件を上回った」と述べた。
○離婚の特徴:
「80後」夫婦の離婚、7割が「妻から三行半」
孫主任は、「受理した離婚届出の多くは、『80後(1980年代生まれ)』夫婦のもので、全体の80%を占めている。それに比べ、『70後(1970年代生まれ)』や『90後(1990年代生まれ)』夫婦の離婚は少ない」と指摘した。