男性が離婚時に婚礼道具の返却を要求
山東省青島市のある男性が妻との離婚に際して、法廷での財産分与の争いに事前に作成した何枚もの財産リストを持って参加した。リストには妻に購入した箸や美容パックまで含まれていたという。
四方法院で審理されたある離婚案件で、夫婦双方は離婚に同意したものの、男性側が女性側に対して、結婚当初に婚礼道具のために支払った金額や主な用品など6点の返却を求めた。開廷時に女性側は札束を出してけりをつけようとしたが、男性側とその関係者に制止された。男性側は偽札判別機を取り出してその場で紙幣の真偽を判別。返却を求められた2つ目の品である、婚約時に贈られた金のネックレスを取り出した女性が「金の重さが減っているかもしれないわよ」と言うと、男性側は笑顔で秤を取り出して見せたが、法官にたしなめられ、しぶしぶとネックレスを受け取った。物品の引渡しが終わると、双方は調停書にサインした。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月21日