人民日報が選ぶ今年の中国10大ニュース (4)
(9)食糧生産9年連続豊作 農民収入9年連続増加
国家統計局は12月1日、2012年食糧生産量データを発表。中国では今年、食糧の総生産量が5億8957トンに達し、9年連続で豊作となったことが明らかになった。同数字は2011年より1836万トン増加しており、伸び率は3.2%。これに伴い、また今年の1-9月、農村住民の1人当たりの平均現金收入は前年比12.3%増の6778元(約8万円)となり、農民の収入も9年連続で増加している。さらに、農業、農村、農民を対象にした財政支出は昨年初めて1兆(約13兆円)元を突破したのに続き、今年の予算も前年比17.9%増の1兆2287億元(約16億円)に達している。
(10)中央政治局規定8項目発表 国民とのつながり重視
中国共産党中央政治局 は12月4日、会議を開催し、同局の取り組みに対する姿勢や国民との密接なつながりに関する規定8項目を決定した。規定8項目は▽調査研究の改善▽会議や活動の改善▽文書・報告の改善▽海外訪問の規範化▽警備業務の改善▽ニュース報道の改善▽文章・原稿発表の厳格化▽勤勉・節約の励行---など。同会議では、各地域の各部門に対して、同規定を厳格に執行し、毎年年末に執行状況に的を絞った検査を実施するよう求めた。中国共産党中央弁公庁や国務院弁公庁は定期的に検査を促し、毎年年末に執行状況を通達しなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月28日