习专栏

中国、炭素排出モニタリング分析サービスプラットフォームが検収に合格

人民網日本語版 2023年06月15日14:41

国家発展改革委員会資源節約・環境保護司がこのほど全国炭素排出モニタリング分析サービスプラットフォーム検収会を組織・開催し、国家電網有限公司がプラットフォームの建設状況について報告した。中国工程院の3人の院士及び大学、業界協会、科学研究機関の専門家からなる専門家チームがプラットフォームの検収・評価・審査を行い、一致して検収合格に同意した。新華社が伝えた。

二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト・カーボンニュートラル(「ダブル炭素」)活動指導チーム弁公室(国家発展改革委員会内に設立)は2022年3月、全国炭素排出モニタリング分析サービスプラットフォームの試験的構築を国家電網有限公司に委託した。国家電網有限公司は南方電網公司、内蒙古(内モンゴル)電力公司、新疆生産建設兵団電力集団などと協力しプラットフォームの構築を行った。1年の構築を経て、プラットフォームは中国全土及び地域別・業界別の月間炭素排出の計算、モニタリング、分析機能を実現した。プラットフォームの計算結果と中国内外の主要炭素排出データバンクが公開したデータを比較すると、毎年のデータ誤差率はいずれも5%以内で、正確かつ信頼できる結果が得られた。同プラットフォームは電力ビッグデータと「電力・炭素計算モデル」に基づき、炭素排出データの計算方法を革新的に打ち出した。これは炭素排出計算方法の効果的なイノベーションで、現在の計算メカニズムの有益な補完でもあり、政府のダブル炭素活動に重要なサポートを提供することになる。

専門家チームは、「全国炭素排出モニタリング分析サービスプラットフォームには、アルゴリズムモデルでリードし、技術枠組みが先進的で、データ接続が全面的で、モニタリング範囲が広範で、分析が多元的で、安全防護の信頼性が高いといった特徴がある。月間ベースで中国全土及び地域別・業界別の炭素排出データを計算でき、従来の計算方法と比べると、データの適時性が12−18ヶ月高まり、国家発展改革委員会の任務要求を高い品質で遂行し、全体的な技術が『世界をリードする』水準に達した」との見方を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年6月15日

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