長江源典型高標高寒冷地湿地炭素貯蔵量推計科学調査活動が13日、青海省西寧市で始動した。今回の科学調査活動は長江源の湿地水域、植生、土壌などの環境要因の分布状況への理解を一層深め、湿地の生態環境保護とカーボンニュートラル生態補償メカニズムを模索し、青海省のエコ文明の建設に知的サポートを提供する。光明日報が伝えた。
三江源国家公園管理局の王湘国局長は、「今回の科学調査は、三江源湿地の真正性と完全性の保護強化、持続可能な発展の推進、生物多様性の保護に対して重要な意義を持つ。原位置の観測実験、マルチリモートセンシングモニタリング、実験室分析などの研究手段を充分に利用し、炭素貯蔵量の推計と炭素固定ポテンシャルの評価を行い、ベースラインデータ集を作成する。湿地生態環境保護の実行可能性提案を行い、三江源生態環境保護と二酸化炭素排出量ピークアウト・カーボンニュートラル戦略に力強いデータによるサポートを提供する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月14日