中国初の無形文化遺産大型参考図書「中国無形文化遺産大辞典」(以下、「大辞典」) がこのほど、長江出版伝媒崇文書局から刊行された。
「大辞典」は文化学者・王文章研究員が編集長を務め、呂品田研究員、羅微研究員、李栄啓研究員らが副編集長を務めたほか、中国の無形文化遺産保護の分野の専門家や学者、無形文化遺産保護に従事している専門スタッフ576人が執筆に参加した。また、31省(自治区、直轄市)の無形文化遺産保護センターも関与し、6年かけて台湾地区以外の国家級無形文化遺産リストに組み込まれている全ての代表的な無形文化遺産と代表的な伝承人が収録されている。
「大辞典」は約320万字で、6636語を収録している。編集委員会によると、「大辞典」の編纂は開拓作業と同じで、過去の保護実践理論を統括、要約し、今後の保護実践のために、理論、参考を提供するうえで重要な価値を備えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月27日