海外の中国文化センターや在中国海外観光機関、人民網が共同で企画する2022年「海外中国観光文化ウィーク」の始動セレモニーが今月6日、北京で開催された。同イベントには、「無形文化遺産で貧困削減」や「農村振興」、「都市建設」、「黄河文化」、「シルクロード文化観光」の5大テーマが設置され、海外の人々を対象に、オンラインやオフラインでテーマごとの展示や映像上映、シンポジウム・交流などが展開される。人民日報が報じた。
中国文化・旅游(観光)部(省)の胡和平部長は挨拶の中で、「今回の『海外中国観光文化ウィーク』では、中華の優秀な伝統文化の保護・伝承、文化・観光が貧困脱却の難関攻略と農村振興をバックアップしていることや、現代の中国のイノベーション発展を生き生きと示すエピソードなどが紹介され、新時代の中国の特色ある社会主義建設の偉大な成果が十分に示され、そこに含まれている中国の経験、中国の案、中国の知恵が世界に発信され、世界中の人々にとって有益なものとなるだろう」と語った。
始動セレモニーでは、北京のメイン会場と、貴州省貴陽市、江西省贛州市、浙江省杭州市、河南省鄭州市、陝西省西安市、在中国フランクフルト観光弁事処、東京中国文化センター、人民網の日本株式会社、韓国株式会社の9サブ会場がオンラインで結ばれた。また、英国やドイツ、イタリア、フランス、オーストラリア、タイ、メキシコ、エジプト、ナイジェリアなどから参加したゲストが、同イベントの始動を動画の形式で祝福した。その他、始動セレモニーでは、多言語学習プラットフォーム「中国トラベルコース」が発表された。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月7日