2020两会

北京市の緊急対応レベル3級に引き下げ 市民生活に変化は? (2)

団地に入るのに体温測定が不要に

人民網日本語版 2020年06月06日16:01

市民の移動交通 引き続き健康プログラムを利用

対応メカニズムの調整後も、北京市は公共交通、タクシー、路線バスの常態化した予防・抑制措置を引き続き実施し、各種の旅客輸送ターミナル・駅と交通輸送ツールの消毒と換気、人員の予防・抑制対策、マスク着用、観察エリアの設置、発熱した乗客の移管、情報登録といった予防・抑制の取り組みを着実に行う。

引き続き健康プログラムに基づいて通行することとし、北京健康宝プログラムが「異常なし」であればオフィスビル、商業施設内のスーパー、ホテル、レストラン、店舗、工場、工事現場、公園・観光スポット、文化・体育・トレーニング施設などを出入りし、業務活動を再開することができる。

公共交通機関 マスク着用が必要

対応メカニズムの調整後も、マスクはつけなければならないのか。

北京市は市民に対し、科学的にマスクを着用し、マスクを携帯するよい習慣を身につけ、「常態化した予防・抑制の下での公衆の科学的マスク着用の手引き」の内容を着実に実施するよう提唱する。

医療機関、出入境地点、隔離の場所などで職業暴露のリスクがある人、医療機関を受診する人、付き添いや見舞いの人、発熱や風邪などの症状がある人、人混みに出かけたり、風通しの悪い屋内の公共空間にいたり、公共交通機関を利用したりする人は、常にマスクを着用しなければならない。高齢で体が弱い人、慢性疾患がある人、妊婦などは外出する際、他人と密に接触しなければならないがリスクが確定できないという場合は、マスク着用が奨励される。

基礎教育の各種学校、大学の教員・学生・生徒は秩序よく学校に戻って授業を再開し、通常の教育カリキュラムに戻ることができる。学校の中では屋内ではマスク着用が奨励され、一定期間を経て検証が終わればマスクを着用しなくてもよい。屋外での活動や体育の授業ではマスクは着用しなくてよい。

1メートル以上のソーシャルディスタンスを保つ状況の中、屋外ではマスクを着用しなくてよい。消毒と換気、健康チェック、ソーシャルディスタンスの維持が厳格に行われている状況であれば、会議を行う際にマスクは着用しなくてよい。

市の疾病予防管理部門は、関連の産業・単位は各自の労働環境の特徴に合わせて、疾病予防管理専門機関の指導の下で、具体的な場面でのマスク着用の手引きを制定することができる。

文化スポーツ活動 状況を踏まえてイベント・公演が開催可能

説明によると、対応メカニズムの調整後、中身が充実し整った衛生予防・抑制措置が備わった状況の中で、生活サービス関連企業の通常の運営を回復する。域内の団体旅行業務を適時開放するが、中・高リスクのエリアは除外する。北京市外への団体旅行と北京市外からの団体旅行の業務はまだ開放しない。

経営主体の責任を遂行し、厳格な消毒と換気、体温測定と健康コードのチェック、ソーシャルディスタンスの維持、科学的なマスク着用、緊急対応マニュアルの完備を前提として、公園、観光ポット、スポーツ・トレーニング施設、及び図書館、博物館、美術館などの屋内場所の人の流れを50%に制限して開放し、状況を踏まえて制限の割合を動態的に調整する。

主宰者側の主体的責任を遂行し、厳格な消毒と換気、体温測定と健康コードのチェック、ソーシャルディスタンスの維持、科学的なマスク着用、緊急対応マニュアルの完備を前提として、状況を踏まえて一定規模の会議、展示会、スポーツイベント、公演などの各種イベントを開催することができる。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年6月6日

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