河南省登封市にある少林寺では6月3日、嵩山少室山禅宗少林音楽大典の公演のため、少林寺の武僧たちが、まっすぐに伸ばした片方の手で消毒用噴霧器を下げ、もう片方の手に持ったノズルで、舞台や客席に消毒液を噴霧していた。約180日間に及ぶ「臨時閉鎖」を経て、6月5日には公演が再開され、同日は、全国の医療従事者が無料で鑑賞することができる。武僧たちは、「噴霧器を持った腕を肩の高さに保ったまま消毒作業を続けた。これは、普段鍛錬している少林寺拳法の提水功の訓練によく似ており、訓練と消毒作業を同時にできる」と話している。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年6月5日