ゴミ分別で新製品・新職業に人気 回収業の月収はホワイトカラー以上も (2)

人民網日本語版 2019年07月11日16:29

▽家まで来てもらう廃品回収サービスは月収1万元以上 ゴミ分別で新職業が誕生

支付宝(アリペイ)を開き、ミニプログラムで「ゴミ分別回収」を検索すると、古着、冷蔵庫や洗濯機などの廃棄家電、古い家具、古い金属製品などは、どれもネットで予約して家まで取りに来てもらうことができる。このうち価値の低い古着は、回収されると環境保護ポイントがたまり日用品に交換できるようになっている。価値の高い廃棄家電は、ブランドや使用年数に基づいて回収価格が決まる。

訪問廃品回収サービスの作業員の羅■(王へんに奇)さんは、「ゴミの回収は汚い仕事と思われるが、実際には成長産業であり、グリーン産業だ。ちょっと頑張れば、月収1万元以上は問題なく達成できる」と話す。

支付宝のデータでは、支付宝の「ゴミ分別回収プラットフォーム」機能は現在は上海市のコミュニティ5千ヶ所あまりで利用でき、武漢市、北京市、蘇州市などの都市でも徐々に利用できるようになっている。「ゴミを売る」人の70%が35歳以下の若者、回収に出す頻度が最も高いのは古着、廃棄家電、古紙・プラスチックで、利用者1人あたり平均7日に1回のペースでゴミを回収に出し、リピート率は70%を超えている。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年7月11日

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