民間の対抗が激化 日韓関係はさらなる膠着状態に

人民網日本語版 2019年07月09日16:13

日韓関係はG20サミットで「氷解」するどころか、最近さらなる膠着状態に陥っている。日本が半導体材料の対韓輸出規制の強化を発表したうえ、ハイテク日本製品の輸入における「ホワイト国」からの韓国の除外に着手したことを受け、韓国政府高官は7日、韓国企業トップとの懇談会で対応策を議論。また、韓国国民の間では「日本製品ボイコット」運動が燻り続けている。(文:玖田。新民晩報掲載)

■輸出規制への韓国側対応

韓国大統領府の高旼廷報道官は7日、洪楠基経済副首相兼企画財政相と経済政策顧問チームを率いる金尚祚大統領政策室長が同日、韓国企業数社から日本の輸出規制措置に対する意見を聞き、具体的な対応措置を議論したことを明らかにした。

日本の輸出規制発動によって、科学技術製品メーカーのサプライチェーンが脅かされるため、韓国サムスングループの幹部が7日、産業界の緊張緩和を図るため日本へ出向いた。

韓国聯合ニュースは韓国金融界関係筋の話として、サムスングループを事実上率いる李在鎔副会長が日本の企業経営者らと対策を協議すると報じた。

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