ショッピングサイト・天猫が17日、阿里巴巴(アリババ)のデータを基にして発表した「芸能人の販売促進力ランキング」によると、2018年、天猫で「○○と同じアイテム」と検索した人の数は延べ約1億人だった。天猫で芸能人と同じアイテムを買うために最もお金を惜しみなく使っているのは女性で、男性芸能人の商業価値も少しずつ掘り起こされ、その販売促進力も一年前と比べると顕著に向上している。北京商報が報じた。
ランキングによると、2018年、延べ約1億人が淘宝天猫で「○○と同じアイテム」と検索した。「○○と同じアイテム」の検索回数が、ブランドが芸能人の影響力を評価する重要な指標となっている。
「販売促進力」トップ10の顔ぶれを見ると、男性芸能人の数が昨年の3人から4人に増加したうえ、トップ3は全て男性芸能人と、その販売促進力が顕著に向上していることが分かる。トップ10は上から順に、呉亦凡、易■千璽(■は火へんに羊)、鹿晗、周冬雨、趙麗穎、楊冪、迪麗熱巴、朱一龍、杜鵑、劉涛だった。
総合得点1位の呉亦凡は、昨年の7位から一気にトップまで順位を上げ、天猫の「販売促進王」に輝いた。ドラマ「鎮魂」でブレイクした朱一龍と、デザインの分野で大活躍中の人気モデル・杜鵑は初めてトップ10入りした。
2017年のランキングと比べると、恋人がいるかどうかは芸能人の商業的価値にも影響を与えていることが分かる。例えば、人気アイドルの鹿晗は若手女優と交際宣言したことが影響して、順位を2位から3位に落とした。
「イケメン」であれば人気となる男性芸能人と比べると、消費者の女性芸能人に対する要求は高いようで、ヒット作があるか、評判はどうかなどもその人気に影響を与えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年5月21日