モバイル・ネットワークの発展と各種モバイルアプリの台頭にともない、携帯電話は今や中国の人々が日常生活を送る上で不可欠なツールとなっている。各種アプリは、ユーザーに利便性をもたらしているが、同時に、その背後にある使用権やプライバシーをめぐる問題において、ここ数年、ネットワークセキュリティに絡む事件が頻発しており、消費者の高い関心を集めるようになっている。人民網が伝えた。
中国消費者協会によると、同協会は2018年8月から10月にかけて、アプリの個人情報保護状況に対する審査・評定活動を展開し、消費を巡る権利保護に興味を抱く実験ボランティアを募り、10カテゴリー(通信・社交、メディア・放送、オンライン通販、取引決済、外出ナビゲート、金融・資産管理、観光・宿泊、ニュース閲読、メールボックス・オンラインストレージ、写真撮影・加工)のアプリ100種を実際に体験してもらっている。また、専門家にアプリユーザーの合意事項やプライバシーポリシーに関する審査を行い、アプリの個人情報保護における問題点を総合的に指摘するよう依頼している。
今回の調査によると、宿泊・旅行関連アプリのうち、10種の宿泊検索・予約アプリで「4つ星」にランク付けされたのは「飛猪(Fliggy)」で、「3つ星または3つ半星」は「同程旅遊」と「携程旅行」、「途牛旅遊」、「2つ星」は「Qunar.Com」、「1つ星」は「票管家」と「百程旅行」、「天巡旅行」、「6人遊」、「居家遊」だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018 年11月30日
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