日中両言語で書かれたボード
当日のボランティアの活動内容は、会場内7カ所の分別ステーションで観客へごみ分別を呼びかけることです。初日は私たちの活動が理解できず、多くの観客が会場の分別不要のごみ箱にごみを捨てていました。すると、ボランティアたちが廃材の段ボールやメガホンを使用して活動の宣伝をしようと提案をしてくれ、次第に観客だけでなくフェスのスタッフも分別を手伝ってくれるようになり、最終日には、ごみだらけだったフードコートのテーブルはごみひとつない状況になりました。悪天候で長時間の活動だったにもかかわらず、ボランティアが積極的に動いてくれたのは、トップダウンの関係でなく、お互いに信頼できていたからだと思います。
次の目標は、配属先が自立して同様の活動を行うことです。そのためには、コアスタッフが更に活躍できるように場数を踏むこと、中国に適した方法を開拓していくことが必要だと思っています。環境保護活動のレベルの高い配属先で私自身には伝えられるような技術や知識はなかなかありませんが、今後も、日本と配属先?中国を繋ぐ架け橋となることで配属先の更なるパワーアップに貢献していきたいと思います。
青年海外協力隊員 NGO「自然の友」 環境教育 秋吉楓
秋吉隊員(右から二人目)
コアスタッフ会議
「人民網日本語版」2018年9月11日
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