北京地下鉄内の飲食禁止 飲料やアイスクリームも違反対象に?

人民網日本語版 2019年05月24日15:18

改訂版「北京市軌道交通乗客規則」施行後第1週目、北京地下鉄は管轄下にある16路線において、20件のマナー違反行為を指摘・制止した。北京日報が伝えた。

〇改訂版規則のルール具体化が急務に

改訂版「北京市軌道交通乗客規則」では、車内での飲食が禁じられている。しかし、乗客の中には、「飲食」に含まれる具体的内容について困惑する人もいる。飲み物やアイスクリームも含まれるのだろうか?

ある乗務管理者は、「今のところ、食べ物、特に匂いがきつい食べ物を車内で食べている乗客は少ない。そのような乗客を見かけた場合は、少し注意すれば、ほぼ全員、注意を聞いてくれる。ただ、カップ入り飲料を飲んでいる乗客がいても、他の乗客に迷惑をかけていない限り、制止することはない」としている。

23日午後、地下鉄14号線の車内で、ある女性客が冷たい飲み物を飲み、もう一人の女性客はアイスクリームを食べていたが、その行為を制止されることはなかった。乗客の王さんは、「カップ入りの冷たい飲料は、食品の部類に入るのだろうか。朝のラッシュ時間帯にカップ入りのお粥を食べている人がいたが、これは食事なのだろうか?ガムを噛むのも食事?具体的なケースに対する詳細ルールを発表してもらわないと、規則を守る意思がある乗客の方も、マナー違反行為を注意する地下鉄職員の方も、過ちを犯しやすくなってしまう」と指摘した。

改訂版規則で具体化しなければならないのは、食事に関するルールだけではない。乗客の梁さん(女性)は、「たとえば、音楽や動画を大きい音量で視聴することを禁じるのは、大変良いことだ。でも、どのくらいの音量が大きい音量になるのかしら?」と疑問を呈した。

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