中国工商銀行によると、2017年末現在、同行は45ヶ国・地域に海外支店419ヶ所を設立しており、その資産総額は3586億ドル(1ドルは約105.5円)に達したという。海外支店を全体として1つの独立した銀行とみなせば、資産ランキングで世界57位の大手銀行になる。新華社が伝えた。
同行は「一帯一路(the Belt and Road)」参加国・地域に支店129ヶ所を設立した。海外支店の17年の純利益は31億5千万ドルに上り、前年比23.5%増加し、資産総額は3586億ドルで同17%増加した。
同行が27日に発表した年間決算報告によれば、17年の純利益は2875億元(1元は約16.8円)で、同3%増加した。経営の成長性を反映する引当金計上前利益は4924億元で同9.1%増加し、不良債権率は同0.07ポイント低下して1.55%になり、顧客から預かった預金は同1兆4千億元増加し、増加率は7.9%だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn