商務部(商務省)によると、今年1〜2月には、中国の対外投資協力が順調なスタートを切り、健全で秩序ある発展状況を保った。国内の投資家が世界135ヶ国・地域の企業1429社に非金融分野の直接投資を行い、累計投資額は168億2千万ドル(1ドルは約105.5円)に達し、前年同期比25.2%増加して、4カ月連続の増加となった。
中国の「一帯一路」(the Belt and Road)参加国への投資協力が積極的に進められており、1〜2月には中国企業が参加国50か国に新たに投資を行って、投資額は合計21億5千万ドルに上り、同20.1%増加し、同期の新規投資額の12.8%を占めた。参加国61ヶ国で新たに締結された対外請負プロジェクトの契約額は133億4千万ドルで、同期の同契約額の43.6%を占め、同17.3%増加した。実行ベース営業額は106億8千万ドルで同期の同営業額の54.4%を占め、同36.2%増加した。
これと同時に、中国の対外投資の産業構造が最適化を続けており、理性を欠いた投資が効果的に抑制された。1〜2月には対外投資フローが主に採鉱産業、リース・ビジネスサービス産業、製造業、情報伝達・ソフトウェア・情報技術(IT)産業に向かい、フロー全体に占める割合は順に25.9%、17.8%、16.3%、8.0%となった。不動産業とスポーツ・娯楽産業への対外投資の新規プロジェクトはゼロだった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn