金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員会委員長)は「率先して行動し、錬磨と奮進――第18回党大会以来の中国科学院の革新成果展」を見学した |
習近平中共中央総書記(国家主席)の招待をうけ、金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員会委員長)が3月25日から28日にかけて中国を非公式訪問した。新華社が伝えた。
訪問期間中、習近平総書記は人民大会堂で金正恩委員長と会談を行った。会談後、習総書記夫妻は金委員長夫妻のために歓迎パーティーを催した。
習総書記は挨拶で「金正恩同志と李雪主女史による非公式の中国訪問は、双方の意思疎通の深化、協力の強化・促進にとって非常に重要な意義を持ち、両党・両国関係を新たな歴史的時期において新たな段階へ押し上げ、地域の平和・安定・発展を推進するうえで重要な貢献となる。私と金委員長は先ほど率直で誠意ある友好的な会談を行った。われわれは中朝の伝統的親善の継承・発揚は双方の共通利益に合致し、共通の戦略的選択であるとの考えで一致した。国際・地域情勢がどう変化しようとも、われわれは世界の発展の大勢と中朝関係の大局をしっかりと押さえ、上層部交流を強化し、戦略面の意思疎通を深め、交流・協力を拡大し、両国及び各国の人々に幸福をもたらす」とした。
金委員長は挨拶で「朝鮮半島情勢に前例のない大きな変化が生じる中、私は朝鮮半島の平和・安定の推進、朝中親善の継承・発展という良き願いに基づき、中国に速やかな訪問を行うことにした。私は初の外国訪問で中国を訪れ、朝中友好の伝統の継承、朝中親善の重視という意思を表明した。私と習総書記は朝中両党・両国関係の発展、各自の国内情勢、朝鮮半島の平和・安定維持などについて成功裏に会談を終えた。私は、習総書記との初会談が、朝中親善に大きな成果をもたらし、朝鮮半島の平和・安定を促進することを信じる」とした。
金委員長は「率先して行動し、錬磨と奮進――第18回党大会以来の中国科学院の革新成果展」も見学。科学技術の発展と革新における中国の成果に敬意を表し、見学後にメッセージを記した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月28日
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