日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2018」が24日、東京・ビッグサイトで開幕した。中国の多くのアニメ企業も同イベントに出展し、自社の人気作品の展示を行った。新華網が伝えた。
同イベントの期間中、主催者側は赤、白、緑、黄、青の5色のステージをそれぞれ設置し、最新アニメの展示、トークショー、ライブステージなどのプログラムを実施。同イベントに参加した多くのアニメファンが、自分の好きなアニメキャラクターのコスプレを披露していた。
同イベントには、世界各国のアニメ制作会社やゲーム開発会社、映画・テレビ関連会社、アニメスクール160社以上が出展しており、中国企業の閲文集団は「全職高手」や「斗破蒼穹」などのアニメ7作品とその関連グッズを展示し、多くの来場者が目をとめ、会場でも一際注目を集めていた。
同社のアニメプロデューサーの周嘉偉氏は「斗破蒼穹」の主役・蕭炎のコスプレをしており、来場者と業界関係者に向けて中国のアニメ作品を紹介していた。周氏は取材に対して、「当社は知的財産の運営を主体としており、ネット小説のファン数が非常に多く、それを基にしてアニメ作品を制作し、人気を集めている。良質な作品を全世界に発信し、より多くの人が中国のアニメ作品を見てくれることを願っている」と語った。
湖南善禧文化股フン有限公司(フンはにんべんに分)は今回初めて「AnimeJapan」に出展し、多くの中国らしいアニメ関連グッズを展示。同社総経理の劉瑾氏は、「今回出展した理由は、中国の文化クリエイティブグッズを宣伝するため、もう一つは、日本がどのように文化のグッズ化を行っているかを学びたかったから」と話した。
「AnimeJapan」は日本動画協会などが主体となり、同イベントを通して、世界のアニメの現状や発展動向を理解し、全世界のアニメ資源を得ることができる。データによると、昨年の来場者数は延べ約14万5千人で、今年は延べ15万人を上回ることが予想されている。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年3月26日
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