英国のテリーザ・メイ首相は現地時間1月31日午前、中国・湖南省武漢市に到着し、首相就任以来初の中国正式訪問が始まった。英国放送協会(BBC)は31日の報道で、メイ首相が武漢市で、中国との教育分野における一連の連携プロジェクトを発表したと伝えた。
プロジェクトには、これまでにも実施されてきた数学教師の交換交流計画も含まれ、2020年までに、英国は数学教師200人を中国に派遣し、交流学習を展開する。また、中英は、就学前教育の分野で、共に人員育成を行うほか、職業教育の面での連携を強化し、中国での英語教育を一層推進する。
一連のプロジェクトにより、英国では800人の雇用が創出され、市場総価値は5億5000万ポンド(約855億円)に達すると予測されている。
メイ首相は、「それらのプロジェクトを通して、偉大な両国のより多くの子供、若者がそれぞれの考え方を共有するようになり、中英の『黄金時代』の協力関係は今後代々続くだろう」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月2日
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