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人民網日本語版>>経済

中国グルメガイド「黒真珠レストラン」は信頼できるか

人民網日本語版 2018年02月01日09:55

食事に行く前に、携帯電話のソフトウェアを開き、店を探し、注文する前にはネットユーザーの口コミを見る。多くの中国人にとってこうした食事の習慣はもう当たり前のことになっている。人々がよりおいしいものを食べられるようにと、このほど中国の味を本当に代表する「黒真珠レストラン」が選ばれた。「2018年大衆点評が選ぶ黒真珠レストランの手引き」のことで、中国の伝統的飲食文化を基礎にしている。黒真珠とは真珠母貝1万5千枚にただ1つしか取れないとても貴重なもので、その鮮やかな光沢を出すには細心の注意が必要で、質の高いレストランと似たところがあることから、この名前がついた。この手引きはどのようにして作成されたのか。確かなものなのか。発表することにどんな意味があるのだろうか。「経済日報」が伝えた。

▽食べるべきリストがあるのに、なぜ新しい手引き?

ここ数年、「インターネットプラス飲食」が急速に発展し、大衆点評を代表とする携帯電話の生活サービスアプリが食事する場所の選択にさまざまな便利さをもたらしただけでなく、「もの食らう人々」がレストランや食品の質、特徴、価格を比較するためのプラットフォームを提供した。

大衆点評の親会社・美団点評の飲食関連データをみると、美団は現在、全国2800の県・市・区をカバーし、700万軒を超える飲食企業とつながっている。つまり、今回発表された黒真珠レストラン330軒は、この700万軒の中から選び抜かれたものということになり、競争の激しさがうかがえる。

注意深い人なら、大衆点評が昨年発表した「2017年大衆点評の食べるべきリスト」を覚えているはずだ。このリストがあるのに、なぜ今年また黒真珠レストランを発表したのだろうか。美団点評の張川シニア・バイスプレジデントの説明によると、「『2017年大衆点評の食べるべきリスト』は、美団点評が6億人のユーザー、2億件あまりのユーザーの本当の評価に基づいて発表したもので、中国で初めて大量のユーザーの実際の評価に基づいて作成されたグルメランキングだ。言い換えると、『食べるべきリスト』は味を最も重要な基準とし、専門家の評価チームは設けず、企業の意思を反映させることもなく、「おいしいものの真理とはたくさんの人々が舌で味わうもの」というモットーを真に体現したものだった。一方、黒真珠レストランの手引きは中国のグルメの基準を初めて打ち出し、調理のレベル、レストランの水準、伝承と革新という3つの角度から中国飲食文化の特色を備えたレストランの評価体系を初めて世に問うた。


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