2018年1月30日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

低迷気味アップルに次の「スーパーサイクル」は来るか

人民網日本語版 2018年01月30日10:20

北京時間の2月2日朝、米アップル社は2018年度第1四半期(10~12月)の業績を発表する。最近相次いで明らかになった「速度低下」問題、巨額の税逃れ、携帯電話販売量の減少といったマイナス要因の影響がある中、アップルの株価は最新モデルへの買替え需要が増えるとされる「スーパーサイクル」をまた迎えることができるだろうか。「国際金融報」が伝えた。

2012年、アップルは「iPhone4S」(アイフォーン4S)が好調なため初の「スーパーサイクル」を迎えた。14年には「iPhone6」を発表して大画面時代に突入し、スマートフォン市場で非常に大きな成功を収め、当時の四半期ごとに最もよく売れた機種の座を維持して、2回目の「スーパーサイクル」を迎えた。

その後、iPhoneの売上は徐々に落ち着き、16年には減少に転じ、市場シェアも徐々に低下していった。17年に「iPhoneX」(アイフォーンテン)が登場。フルモデルチェンジの全画面デザイン、ガラス素材、顔認証システム、3Dセンサー、バージョンアップしたデュアルカメラなどの新技術が応用され、歴代機種に比べて大きく飛躍したため、アップルは次の「スーパーサイクル」を迎えたとみられていた。アップルもこのiPhone10周年記念モデル「X」に大きな期待を寄せ、出荷量を伸ばして、時価総額1兆ドル(1ドルは約108.7円)の新記録をできるだけ打ち立てたいとしていた。

「X」は17年9月31日に発表され、発売されたのは11月3日だったため、アップルの17年度第4四半期(17年7~9月)の業績には「X」の販売データが含まれていない。同期の売上高は526億ドルで、前年同期比12%増加した。

「X」は価格が高額なため、アップルは早くから、18年度第1四半期の売上高は840億ドルから870億ドルになると予測していた。17年第1四半期の売上高は784億ドルで、今年は840億ドルを達成しさえすれば、過去最高を更新できるとみていた。当時の米ウォール街のアナリストの推計では、「アップルの携帯電話のこれまでの四半期別販売量記録は2016年の最後の四半期に達成した7830万台で、昨年は『iPhoneX』、『iPhone8』、『iPhone8Plus』の新モデル3機種の後押しがあったので、アップル携帯の四半期販売量が初めて8千台を超えることが予想される」となっていた。


【1】【2】

コメント

最新コメント

アクセスランキング