米国証券取引委員会(SEC)が開示したアップル社の書面通知によると、2017年9月期通期の決算でのティム・クック最高経営責任者(CEO)の報酬総額が1280万ドル(約115億円)にのぼったことが明らかとなった。もし、8月に獲得したストックオプション行使の8920万ドル(約101億円)を含めると、クック氏の報酬総額は1億200万ドル(約115億円)にも上る。
しかし、もし巨額のストックオプションを含まない場合、クック氏の報酬は執行役員の中で最も少なくなる。他の5人のアップル社執行役員はいずれも2400万ドル(約27億円)以上の報酬を受け取っている。その中で最も報酬が多かったのは、小売担当上級副社長のアンジェラ・アーレンツ氏で2421万6千ドル(約27億3600万円)だった。以前ハイブランドのバーバリーのCEOを務めたアンジェラ・アーレンツ氏は、アップル社史上で最高金額の報酬を獲得した役員でもある。
2017年9月期通期の決算で、アップル社の売上高は2292億ドル(約26兆円)に達し、株価は前年比36.7%上昇したことが明らかになった。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月5日
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