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張芸謀監督が明かす平昌五輪「北京の8分」 中国人の自信と情熱をアピール

人民網日本語版 2018年01月29日08:41

開催を目前に控えた韓国平昌冬季五輪。今回の冬季五輪はちょうど春節(旧正月、今年は2月16日)期間と重なっている。中国の人々は冬季五輪に出場するアスリートたちの活躍に期待しているが、より関心を抱いているのが2月25日夜の閉幕式で行われる北京冬季五輪への引き継ぎ式「北京の8分」。北京はこの「8分間」で世界にどのようなアピールをおこなうのだろうか。

2008年北京五輪の開幕式と閉幕式の総監督を務め、今回の「北京の8分」で再び総監督を務めることになった中国の著名映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)監督はこのほど、パフォーマンスチームはいまも演出の最終調整中で、2月16日に韓国入りすることを明かした。今回のパフォーマンスにおいて最大の試練となるのが現地の厳しい寒さと会場インフラの制限であるという。

平昌冬季五輪閉幕式における「北京の8分」は北京時間2月25日の夜8時頃となっており、中国の観客はリアルタイムでその様子を見ることができる。

海外でのパフォーマンスのため、ネジ1本まで中国から持参

張芸謀監督は、「中国の視聴者に満足してもらえるような『北京の8分』を届けたい。今回の演出の最大の課題は平昌の低い気温と当日吹き荒れる可能性がある強風。役者と設備にとってこれが最大の試練となるだろう」とした。

今回の演出器材はすでに平昌に到着しているということで、張芸謀監督は、「今回の演出で使用される一部のハイテク器材は寒さの厳しい天候の下でも正常に稼働するよう求められている。そのため、今回の演出で使われる器材は数ヶ月前には冷凍設備のマイナス20度の環境下で耐寒実験を行っている」とした。

「北京の8分」の見どころについては、「この演出を通じて、中国の国際的地位と中国人の冬季五輪への情熱を伝えたい。そのため、素晴らしさと、細やかさと、正確さを追求している。今回は中国の歴史を遡るのではなく、現代中国の新しい成果や情報を発信していきたいと考えている。そしてさらに強くアピールしたいのは2022年北京冬季五輪にかける自信と情熱で、中国人が世界の人々が中国を訪れることを歓迎しているという思いだ」と語った。(編集TK)

「人民網日本語版」2018年1月29日 

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