国産スパコン「天河1号」のユーザーが1600社に

2017年末現在、国家スーパーコンピューター天津センターに配備されている中国初のペタFLOPS級スーパーコンピューター「天河1号」は、毎日1400件を超えるオンライン任務をこなし、サービスを提供するユーザー企業は1600社を超えている。天津市人民代表大会の代表を務める同センターの張■（女へんに亭）・応用研究開発エンジニアが、天津市第17次人民代表大会第1回会議における取材の中で明らかにした。新華社が伝えた。

「天河1号」は漫画アニメ産業やネットバンキング、ビッグデータなどの分野で幅広く応用されるだけでなく、天津浜海新区の電子政務クラウドセンターの構築も担っている。張エンジニアは、「クラウドセンターは2012年の稼働開始から現在まですでに新区の27の委員会・弁公室・局の61の業務システムに電子政務クラウドサービスを提供している」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2018年1月27日