「北京市小・中・高校体育教師基準(試行)」および「北京市小・中・高校体育・教育品質基本基準(試行)」が8日、発表された。小・中・高校は、のカリキュラム設置計画を厳格に執行し、各教育課程においては体育科目カリキュラム基準に基づき、体育の授業時間を十分に確保するよう求められている。学校は、理由の如何を問わず、体育の授業時間を他の目的に使用してはならないとしており、大気汚染レベルが「重汚染」になるなど特別な状況下においては、健康教育や「風雨教材(悪天候時の体育教材)」を組み合わせ、室内での体育教育を実施し、条件が整っている区および学校については、体育の授業時間を増やすよう奨励している。北京日報が伝えた。
学校は、運動場や運動器材などの資源を有効利用し、各種体育資源の役割を十分に発揮させなければならないとしており、中学校では、体育の授業は男女別に実施し、高等学校ではモジュール方式による教育をスタートさせることを定めている。
また、各学期において、全学生の体育の成績は3つの指標で評価される。3つの指標のバランスについては、身体能力は30%、知識・技能は50%をそれぞれ下回ってはならず、授業態度や個人的な価値評価は20%を上回ってはならないとしている。北京市教育委員会によると、学生は、全面的な原則にもとづきテスト項目を選択し、スピード、持久力、パワー、柔軟性、敏捷性などの素質を合理的に組み合わせ、毎学期2項目以上のテストを受けることが求められる。各学生の体育授業への出席状況や集団行動における融合力、意志力、積極性なども授業態度や個人的な価値評価の指標に組み入れられ、成績評価の一部となる。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月9日
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