3、低脂肪の食品しか食べない
米国農務省は1990年代、減量が必要な数百万人に上る米国人に対し、低脂肪・高炭水化物の食品を摂取することを提案した。脂肪が多く含まれる乳製品の摂取を抑制するため、普通のバターの代わりに、「無脂肪」乳製品と「マーガリン」を使用する試みを行った。だが、この方法は全くもって無意味だった。
約5万人の女性を対象とした8年間におよぶ追跡調査の結果、低脂肪食には、乳がん、直腸がん、心臓病に罹患するリスクを下げる効果がないという事実が判明した。また、被験者の女性のほとんどに、体重の減少は見られなかった。
新しい提案によると、ドライフルーツ、魚、アボカドから健康に良い脂を適量摂取すれば、健康にプラス作用を及ぼすという。
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