国家衛生・計画出産委員会宣伝司の毛群安・司長は、7日に開かれた記者会見において、「国家衛生・計画出産委員会は、十数部門と共同で、『健康的なライフスタイルの実践』キャンペーンを提唱し、国民の健康素養レベルを引き上げるために力を尽くす。2030年までに、住民の健康素養レベルを30%まで引き上げることを目指す」と話した。人民日報が報じた。
また、毛司長は、「健康づくりは、コストパフォーマンスが極めて高い、国民の健康促進のための方法のひとつである。人々が徐々に健康についての理解を深め、健康を脅かすような問題に対応してきた結果、健康づくりというコンセプトが誕生した。国家衛生・計画出産委員会は近く、『健康づくりの強化と教育事業で健康的なライフスタイルを提唱するための指導意見』および行動計画の起草作業を、他部門をけん引して推し進めていく。また、『十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)』期間中に、全国規模の健康づくりと教育事業構想を基本的に完成させる」と語った。
さらに、毛司長は、健康づくりと教育事業構想を完成する上での具体的措置として、次の4項目を挙げた。
1.「健康をあらゆる政策に組み込む」という方針を宣伝・普及させ、同政策を人々の健康問題に対応し、解決する上での核心的戦略となるよう推進する。
2.全国民を対象とした健康教育を深いレベルで展開し、人々の健康素養レベルを引き上げる。
3.健康づくりと教育システムの構築を強化する。
4.ネットワーク新メディアを活用し、健康をめぐる科学普及活動を推し進める。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月8日
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