外交部(外務省)の陸慷報道官は7日の定例記者会見で、フィリピンに関する米国務省高官の最近の発言について、関係国がフィリピンの独立自主を尊重することを希望すると述べた。
【記者】米国のラッセル国務次官補はこのほどワシントンで米国のアジア太平洋政策についてプレス・ブリーフィングを行った際、ドゥテルテ大統領が仲裁の裁定から後退したことを示す形跡はなく、後退はフィリピンの最も根本的な利益に合致しないと述べた。これについてコメントは。
【陸報道官】その見解はフィリピンの指導者によるものではない。最近、特定の国は絶えずフィリピンの指導者に替わりフィリピンの立場を表明しているようだ。
フィリピン政府の立場を正確に把握したいのなら、やはりフィリピンの指導者が自ら語る言葉を聞く方が良い。ドゥテルテ大統領が最近、一連の言動によって、何がフィリピン国民自身の根本的、長期的利益に最も合致するのかをすでに国際社会にはっきりと表明したのを人々は目にしたと私は信じる。ドゥテルテ大統領がフィリピンは独立自主の国であり、その政府の外交政策は独立、自主的に定められるものであることをすでに繰り返し表明していることも指摘したい。
私は関係国がやはりフィリピンの独立自主を尊重することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月8日
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