フィリピンのドゥテルテ大統領の訪日について、中国外交部(外務省)の陸慷報道官は25日「中国側はわれわれの近隣国を始めとする全ての国が相互間に健全で積極的、協力的な関係を保つことを主張している。このような関係が地域の平和、安定、発展にも資することも望んでいる。その反対ではなくだ」と表明した。
【記者】フィリピンのドゥテルテ大統領が本日日本を訪問する。日本側はドゥテルテ大統領が米国との関係を引き続き近づけることを望んでいる。安倍首相はドゥテルテ大統領が米国との関係を明確にすることを望んでいる。これについてコメントは。
【陸報道官】ドゥテルテ大統領の訪日に関して、われわれはわれわれの近隣国を始めとする全ての国が相互間に健全で積極的、協力的な関係を保つことを主張している。このような関係が地域の平和、安定、発展にも資することも望んでいる。その反対ではなくだ。とりわけこの地域で南中国海情勢がすでに緩和へと向かい、中国とフィリピンがすでに共に全面的な関係回復に努力し、積極的な協力に尽力しているという大きな背景の下、他の各国の言動がこの積極的な勢いに資することを望む。その反対ではなくだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月26日
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