中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は1日の定例記者会見で「朝鮮半島問題において非核化の実現、平和・安定の維持は中国及び関係各国にとって最大の共通利益だ。中国側は対話と協議を通じた問題の適切な解決を一貫して堅持している」と表明した。
【記者】米国の対朝交渉を担当したガルーチ氏はこのほど取材に「中国と日米韓には朝鮮半島問題で利益の溝がある。中国は朝鮮の核開発活動よりも、中朝国境の不安定化を懸念しており、中国との協力を柱とする対朝制裁メカニズムが効を奏さなくなっている」と述べた。これについてコメントは。
【華報道官】朝鮮半島問題において非核化の実現、平和・安定の維持は中国及び関係各国にとって最大の共通利益だ。中国側は対話と協議を通じた問題の適切な解決を一貫して堅持し、この2つの目標の実現を後押ししている。関係各国が自らのしかるべき責任をしっかりと担い、朝鮮半島核問題を早期に対話と協議の道に戻し、長期安定・平和の策を見出すためにしかるべき努力を払うことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月2日
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