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中国が国際人権事業に新たな「知恵」を貢献

人民網日本語版 2016年11月02日08:44

 米ニューヨークでは現地時間10月28日、国連人権理事会の構成国選挙が行われ、中国は180票を獲得して再選された。中国が国連人権理事会構成国に高得票数で選出されるのは今回が4度目となる。(文:羅艶華・北京大学国際関係学院教授。人民日報掲載)

 第60期国連総会は2006年3月15日、ほとんどの国の賛成で人権理事会創設の決議案を可決した。国連人権理事会設立の協議と最終的な可決の過程で中国は積極的な役割を果たし、国連人権理事会に対してこの間に中国が行った主張もほとんどの国の賛同を得た。国連人権理事会の発足後、中国はその中で重要な役割を発揮してきた。第60期国連総会が2006年5月9日、人権理事会の構成国を選出した際には、中国は146票を獲得して選出された。

 注目すべきなのは、中国が4回にわたって選出された際の得票数が146票、167票、176票、今年の180票と年々高まっていることだ。中国が今回獲得した180票はアジア太平洋グループの候補国の中で最多で、世界でも2番目に多い。4回の獲得票数もそれぞれ総会構成国の3分の2の多数を大きく上回っている。国際社会のほとんどの国の支持を中国が得ていることを示すと同時に、中国に対する国際社会の高い評価も反映している。これは中国のこれまで3回務めた人権理事会の構成国としての働きを国際社会が称賛しているということでもある。

 中国はこれまで、人権理事会の構成国としての職務を真剣に果たし、理事会の各活動に積極的に参加し、構成国が発揮すべき役割を正しく発揮してきた。国際社会は、中国の人権保護の実践を肯定しているとも言える。関連規定によれば、理事会メンバーを選出する際には、人権の促進と保護に対する候補国の貢献を国連総会は考慮するとある。中国が高得票数で構成国に再選されたことは、中国の人権面での主張と人権の促進・保護に対する中国の貢献を国際社会が十分に肯定していることを意味している。またこれは同時に、世界の人権事業に中国が引き続き参加し、世界の人権事業に「中国の知恵」を捧げる新たな契機ともなる。(編集MA)

 「人民網日本語版」2016年11月2日

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