国務院報道弁公室は17日、「中国の貧困削減行動と人権の進歩」と題する白書を発表した。人民網が報じた。
白書の概要は次の通り。
貧困が広範囲に存在している状況は、人権の十分な実現と保有を著しく妨げている。貧困の削減と解消は、人権保障をめぐる重要な内容である。中国政府は長年にわたり、貧困の解消、国民生活の改善、共同富裕の段階的実現を目標に据え、農村における貧困扶助開発を中心とした貧困削減行動を展開し続け、人々の貧困からの脱却と豊かな生活の実現に向け尽力してきた。中国の貧困削減行動は、極めて広範囲に関連している。農村における農業インフラ建設や貧困層の所得レベル向上のほか、社会保障および衛生・教育・文化などの公共サービスの提供も行動内容に含まれている。これらの貧困扶助措置は、貧困層の経済・社会・文化の権利を全面的に保障すると同時に、貧困層以外の人々の人権をさらに保障する上で有利となる環境も整えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年10月18日
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