いたずら好きで腕白だった子供が、あることをきっかけに一晩で一気に成長してしまうようなことがこの世の中にはあるものだ。父親に骨髄を提供した孝行息子の曹胤鵬くんはまさにその一人と言っていいだろう。胤鵬くんは8歳にして、騒がしく泣き虫だった子供から物わかりの良い、強い意思を持つ小さな大人へと成長を遂げたのだ。中央テレビ網が伝えた。
2016年1月、曹胤鵬くんの父親・曹磊さんは、急性混合型白血病と診断された。化学療法第4クールが終了した時点で、曹胤鵬くんの母親は、骨髄バンクには夫の骨髄に適合するタイプの骨髄がないことを知り、絶望した。夫の命を救うために残された道はただ一つ、それは一人息子である曹胤鵬くんの骨髄を父親に提供することだった。
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