2016年5月27日  
 

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本物そっくりの月のランプ、清華大学の学生が3Dプリンターで作成

人民網日本語版 2016年05月27日15:37

「月をつかむ」と言うと、まるでおとぎ話のように聞こえるが、清華大学の理系男子は3Dプリント技術を使い、小型版の「月のランプ」を作り出した。北京日報が伝えた。

開発チームの責任者、清華大学自動車学部の王世棟氏(院生)は、「3Dプリンターで作成された月のランプは、月面の月探査画像に基づき再現されたもので、本物そっくりだ。ランプの表面はグレイスケールイメージによる3D復元技術で作られている。表面の凹凸と明暗は、ランプ表面の厚さを変え、光の透過率を調整することで表現している」と説明した。

月面は起伏が激しく、本物の月を再現するならばグレイスケールイメージが必要だ。暗い部分は月の海(谷)、明るい部分は山の峰だ。王氏と開発チームはアメリカ航空宇宙局(NASA)と各種天文台のウェブサイトにアクセスし、月のグレイスケールイメージをできるだけ多く集め、正確に模型を作った。従来の発想では、グレイスケールイメージで月の地形を再現したならば、太陽の代わりに強い光源を用いて月に照射すれば、リアルな月が完成する。しかし仮にこの月を外に持ち出したくなった場合、強い照明もセットで持ち歩かなければならないのだろうか?


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