2016年5月24日  
 

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人民網日本語版>>経済

男性の方がネット消費にのめり込む? 手切族の真相 (3)

人民網日本語版 2016年05月24日08:19

ネット消費の規模をみると、確かに男性は女性に及ばないが、消費構造をみると、男性は文化・オフィス、教育サービス、医療保健などの発展型消費や、スポーツ、娯楽用品、自動車類、文化娯楽、交通・旅行、飲食などの享受型消費で女性を大きく上回る。一方、女性は家庭で使用する頻度の高い生存型消費の支出で男性を上回る。

▽都市の人は遊び、農村の人は楽しく買い物する

ネットでインスタントラーメンを買うのと美容マスクを買うのとどちらが好みだろうか。ネット消費指数をみると、中国各地域の消費力の差が浮かび上がってくる。

北京、上海、江蘇省は享受型ネット消費(化粧品、貴金属・ジュエリー・スポーツ娯楽などの消費)の水準が、生存型ネット消費(食品、日用品など)の水準を上回る。享受型ネット消費水準指数をみると、上位5カ所は北京、上海、浙江省、江蘇、広東省で、下位5カ所は貴州省、河南省、山西省、寧夏回族自治区、甘粛省だ。ここから経済が発達したところほど、享受型消費の水準が高くなることがわかる。

データをみると、過去5年間には三線・四線都市のネット消費人口が増加を続け、消費人口に占める三線・四線都市の割合が11年の55%から15年は63%に達した。ここから都市部の人は遊ぶことを買い、農村部の人は買い物を楽しんでいることがわかる。

交通や物流の環境が改善され、モバイル決済が普及するのにともない、遠隔地や交通の不便な発達の遅れた地域でネット消費が急速に伸びている。ネット消費水準の上位10省・自治区・直轄市には、海南省と西蔵(チベット)自治区が名前を列ね、ここからネット消費がネット技術によって需要サイドと供給サイドの距離を縮め、経済が相対的に後れた地域でも消費財に触れることが容易になり、ネットショッピングのユニバーサルな価値が発揮されるようになったことがわかる。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年5月24日


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