5月20日、外交部(外務省)の華春瑩報道官は定例の記者会見を開き、各国記者の質問に答えた。
「蔡英文氏の就任演説についてどのように評価しているか」という記者の質問に対し、華春瑩報道官は「一つの中国の原則は国際社会にも広く認められており、この原則を堅持することも中国が世界各国との関係を推進する重要な政治的基礎と前提である。台湾島内の政局にどのような変化が生じようと、中国政府は一つの中国の原則を堅持し、台湾独立に反対し、『二つの中国』や『一中一台』といった立場に反対する姿勢に変化はない」と強調した上で、「先日(5月19日)、ロシア外務省は世界において中国は一つだけであり、いかなる形での台湾独立にも反対すると明言している。中国はロシアのこの政治的立場の表明を高く評価する」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年5月21日