90後と00後が中心層に フィギュアやコスプレも人気
報告書によると中国二次元の中心層は現在、最も早く二次元に触れるようになった「80後」(1980年代生まれ)から、「90後」、「00後」へと移り変わっている。
南京の女子大生・袁さんは、自称「二次元マニア」。「この世界にハマったきっかけは、小学生の時に見た、『ポケモン』だった」という。そんな袁さんは取材に対して、「大学に入る時、迷いなく専攻学科として日本語を選んだ。今も、アニメと関係のある仕事を探している。これは全部アニメが好きだから」と語る。また、時々、アニメ展に行ったり、各種フィギュアなど二次元の関連商品を買ったりするといい、「有料か無料かにかかわりなく、好きなものは必ず見る。もし、ネット上で見るのが高いなら、しばらくしてからDVDを買う」と話した。
90後の黄さんは、「コスプレが大好き。恥ずかしさを振りはらわなければならないし、メイクや衣装選びをうまくして、ポーズの取り方も覚えなければならない」と話す。
今年10歳のある女の子もアニメファン。日本のアニメが大好きで、単行本を買うだけでなく、検索エンジン「百度」のコミュニケーションプラットフォームでファンと交流している。「私のお母さんもミュニケーションプラットフォームで、アイドルについてネットユーザーと交流している。『CP(カップル)』などの言葉も二人とも知っている」。