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脚本家・古沢良太「日本でロマンチックすぎるドラマは古い」 (4)

人民網日本語版 2016年05月10日14:18

 

「微妙な感情の表現」が日本ドラマの最大の特徴

「米国ドラマを見る人は、日本ドラマを見る人を軽蔑し、日本ドラマを見る人は韓国ドラマを見る人を軽蔑する」。以前は、そのような「食物連鎖」が中国の視聴者の間で存在していた。近年は韓国ドラマが大ブレークしている。最近、中国でも大きな反響を呼んだ『太陽の末裔』は日本でも放送が始まった。では、日本人の脚本家は、韓国ドラマや米国ドラマと比べた時、日本ドラマにはどこに魅力があると考えているのだろう? 古沢良太は、「日本ドラマの最大の特徴は、人物の微妙な感情が細かく描かれている点。また、ストーリーの糸口は小さいものの、多くの社会問題を反映している。日本ドラマは視覚効果に多くのお金を費やすことはないので、新しいことにチャレンジしたりすることができ、失敗も恐れない」と、「小さな力で大きな課題を克服できる」日本ドラマの強みを教えてくれた。

韓国では、脚本家は専門の教育を受け、脚本家としての登録も必要だ。古沢良太によると、日本でも脚本に関する専門的な教育がないわけではないが、最終的に脚本業界に入るための助けにはあまりならず、優秀な脚本家になるためには、生活における豊富な体験やたくさんの本を読むことが必要という。日本で脚本家を目指す場合、脚本コンテストに参加したり、脚本家に弟子入りするのが、デビューする機会となるという。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年5月10日


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