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外交部、米国防総省の年次報告について 世界の海洋秩序維持に寄与することをすべき

人民網日本語版 2016年04月27日10:38

外交部(外務省)の華春瑩報道官は26日の定例記者会見で「中国側は米国防総省の発表した年次報告に留意している。米側が他国の主権と安全を尊重し、世界の海洋秩序と地域の平和・安定に真に寄与することを行うよう希望する」と表明した。

【記者】米国防総省は25日発表の年次報告で、昨年中国、インド、インドネシアなど13カ国・地域に対して航行の自由作戦を実施したと表明した。中国に対する行動は排他的経済水域(EEZ)上空の中国側の管轄権、および防空識別圏によって飛行を制限する中国側の手法に挑戦するものだとした。これについてコメントは。

【華春瑩報道官】米軍側の報告に留意している。いわゆる「航行の自由作戦」の本質は強大な海空パワーを頼みに武力と脅迫的手段によって米側の一方的な主張を推し進めるものに他ならない。1979年、米国は国連海洋法条約締結前に「航行の自由作戦」を打ち出した。これは国連海洋法条約に未加入の中、各大洋に米国の軍事力が出入りする自由と機動性を最大限維持し、新たな海洋秩序に挑戦するものだ。これは海洋秩序の主導を企て、また選択的に国際法を用いる米国の覇権ロジックと「米国例外」思考を十分に体現している。

われわれは米側が他国の主権と安全を尊重し、世界の海洋秩序と地域の平和・安定に真に寄与することを行うよう希望する。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月27日

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