習近平国家主席は昨年9月26日、「国連持続可能な開発サミット」で重要談話を発表した際に、「中国は世界的な『エネルギーのインターネット(Internet of Energy)』の構築を模索し、クリーンでグリーンな手段により世界の電力の需要を賄うことを促進するよう提案する」と述べた。世界エネルギーのインターネットとは何を意味しているのだろうか?実現するための手段とは?2016年世界エネルギーのインターネット大会において、各業界のエリートがこの問題について検討した。人民日報海外版が伝えた。
◆世界的なエネルギー配置が可能に
国家電網公司董事長(会長)の劉振亜氏は、「飛行機がどんなに速くても、北京空港からニューヨークまでは13−4時間かかる。電力を北京から米国に送電する場合、毎秒30万キロの速度とすると、どれほどの時間がかかるだろうか?世界的な電力資源の配置は、これほどスムーズだ。世界エネルギーのインターネットの竣工後、電力資源の世界的な配置が完全に可能になる」と指摘した。
世界エネルギーのインターネットは、「スマートグリッド+超高圧送電線+クリーンエネルギー」によるエネルギーシステムだ。このシステム内において、スマートグリッドは基礎、超高圧送電線は支柱、クリーンエネルギーは根本的な原動力となる。
北京大学教授で、著名エコノミストの厲以寧氏は、「世界エネルギーのインターネットは世界のエネルギーインフラを網羅し、電源、送電線、設備、科学研究、情報など各分野に跨る。投資の大きな需要が存在し、産業チェーンが長く、強い影響力を持つ。世界エネルギーのインターネットの投資額は、2050年までに累計50兆ドル以上に達するだろう」と予想した。