米国の電気自動車会社テスラモーターズの百万元(1元は約17.1円)近い価格は電気自動車を希望する購入者をしり込みさせているが、現在、テスラは安価の入門モデルを発表した。テスラはこのほど「モデル3」を正式に発表すると同時に公式ウェブサイトでのオンライン予約を開始した。車体価格は輸送費、税金を除いて3万5千ドル(約385万円)。北京日報が伝えた。
5人乗りの「モデル3」の車両の長さは「モデルS」より20%近くコンパクトになったことでBMW3シリーズやアウディA4に近くなり、100キロの加速は6秒、後続距離は約346キロにまで達している。また、ワイヤレス接続を備え、テスラは無線でソフトウェアアップグレードを使用しリアルタイムで自動運転等各種機能の更新が可能だ。
「モデル3」は2017年末に生産を開始する予定だという。計画通り、テスラははまず最初の北米で販売開始し、米国西海岸から東海岸に向け順番に予約注文を受けた客に対して車両を引き渡す。その後、徐々に欧州やアジア太平洋地域、右側通行の国で発売する予定だ。このほか、テスラスーパーバッテリー工場(Gigafactory)が続々と生産開始されたことで電池生産コストが約30%削減したのも「モデル3」の価格が比較的安価である主な要因である。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月5日