ソニー中国法人はこのほど国家質量監督検験検疫総局(質検総局)に回収計画を提出し、バイオブランドの輸入ノートパソコンの電池パック1万617個を回収することを明らかにした。発火の恐れがあるためという。「京華時報」が2日に明らかにされたとして伝えた。
ソニーが公式サイトを通じて発表した通知によると、この電池パックはパナソニックの子会社が製造したもので、2013年1月から14年4月の間に製造された型番「VGP-BPS26」が対象。製造過程で金属片が混入し、特定の状況では過熱から発火に至る可能性があるという。ソニーは、回収した電池は無償で適切なものと交換し、事故の発生を防ぐという。交換までの間は、電池パックを取り外しACアダプターでの使用を呼びかける。
ソニー中国法人は、先月29日に公式サイトで回収計画を発表すると同時に、無償交換をスタートした。交換の終了時期は別途発表するとしている。消費者はソニー中国法人の公式サイトまたは質検総局のサイトで関連の情報を確認できる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月3日