2016年の新春の佳節を迎えるにあたり、このほど日本日中協会理事長である白西紳一郎氏が人民網を通じて中国のネットユーザーに新年の挨拶をした。白石氏は「習近平中国国家主席が提唱する『1ベルト、1ロード』構想は全世界の注目を集めており、その構想を将来的には日本まで延長してもらうことで、中国や世界経済の発展に貢献できると期待している」と語った。
白石氏は「日中友好」に生涯をささげた日本の友好の士で「中国人民の老朋友」と称されている。彼は中国のネットユーザーへの春節の挨拶の中で「今年は申年なので、中日関係も猿のように活力に満ちたものになってほしい。両国の民間交流は政府間交流よりも活発であり、文化経済交流は政治交流よりも活発である。しかしこれらは日中関係にとって車の両輪のように働かなければならないので、今年は首脳同士が率直に意見を交換する年にしなければならない」と語った。
世界が注目する「1ベルト、1ロード」構想について、白石氏は「歴史的にみて、中国、朝鮮半島、日本の奈良はシルクロードのメインルートであり、日本人が中国に対し最も親近感を抱くのがシルクロードである。この構想が日本まで延長されれば、日本は技術力や金融力などで『1ベルト、1ロード』に貢献し、中国や世界経済の発展に貢献できる。これが私の今年最大の期待だ」と語った。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月6日