今年5月、李達三氏と葉耀珍夫人から1億1千万元(約21億6千万円)の寄付を受けたことに続き、復旦大学は再び、億単位の寄付を獲得することとなった。中国汎海持株集団およびOBの盧志強氏は21日午前、同校に対して総額7億元(約131億円)を寄付した。復旦大学は、「1回あたりのOB寄付額」「累計寄付金」のいずれにおいても、過去最高記録を更新した。中国青年報が伝えた。
中国汎海持株集団・盧志強氏からの寄付金7億元の使途別内訳は次の通り。
〇「復旦汎海センター」の基本建設プロジェクト:5億元(約93億6千万円)
目的:復旦大学経済学院、復旦汎海国際金融学院(計画中)、復旦大学革新創業学院、社会科学学際研究センターおよびその他複数の教育研究機関の発展をサポート
〇「復旦大学経済学院汎海発展基金」の設立:5千万元(約9億3500万円)
目的:経済学院へのハイレベル人材導入、学術シンポジウム、奨学金・奨教金、経済学院国際諮問委員会の建設など教育事業発展をサポート