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津保鉄道の年内開通で四大高速鉄道ネットワークがシームレスで接続

人民網日本語版 2015年12月18日15:07

建設中の津保(天津―保定)鉄道が試運転段階に入り、年末の開通が見込まれる。開通後、北京・天津・河北エリアにおける鉄道上の距離が近づくだけではなく、京滬(北京-上海)高速鉄道、津秦(天津-秦皇島)高速鉄道、京広(北京-広州)高速鉄道、京津都市間(北京-天津)高速鉄道の四大高速鉄道ネットワークのシームレス(継ぎ目のない)接続が実現する。北京晩報が伝えた。

計画によると、天津市西部と河北省中部を結ぶ津保鉄道は、北京・天津・河北一体化鉄道ネットワーク建設の一部を形成し、北京-上海、北京―香港九龍、北京-広州の三大鉄道幹線と接続する。路線総延長157.8キロメートル、東の起点は天津西駅、西は京広高速鉄道の徐水駅(保定市)。津保鉄道が開通すると、北京・天津・河北交通一体化重要高速鉄道ルートの相互接続効果がより顕著となる見通し。沿線に設けられる勝芳、覇州西、白溝、白洋淀の各駅は軒並み、新たに建設された駅だ。開通・運行開始に伴い、北京・天津・河北エリア高速鉄道交通ネットワークに組み入れられる。完成後、保定-天津間の所要時間はわずか40分、天津-石家荘間は1時間半に短縮される。

鉄道第三勘察設計院集団(鉄三院)津保鉄道プロジェクトの何永冕・チーフエンジニアは、「津保鉄道の開通によって、天津に高速鉄道『十字交差』の局面が完成する。縦のラインは京滬高速鉄道、横のラインは津秦・津保高速鉄道で、北京の『外環状線』が誕生し、天津から石家荘を通って華東や華中にダイレクトに行くことできる」とコメントした。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年12月18日

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