真っ暗な鉄格子の中に囚われ、周囲がはっきりと見えないマスクを頭からかぶり、鉄柵にはカギがかけられている。自分で知恵を頼りにこの『サバイバル」から抜け出さなければならない。カギを開けるのに頭を絞り、レーザーや様々な障害を乗り越え鉄格子を開き、新たに生まれ変わる。この欧米の映画でしか見ることができない光景は味気ない現代の都市生活においての新たな娯楽手段として登場、サバイバルをテーマとして密室から脱出するという一種の娯楽ゲームだ。密室サバイバルの現場で、このほどプレイヤーとエンターテイメントプロジェクトの責任者に対して取材を行なった。彼らは「これは面白くて頭を使う斬新なゲームだ」と声をそろえる。
エンターテイメントプロジェクトの責任者、何帆氏は「この種の娯楽手段は人とのコミュニケーションを密にし、危険な目に遭ったときの反応力を鍛えることができる。スマホを手放して、みんなが心から楽しめる一種の娯楽手段である」と語る。また何氏は「これからはこのような身体を動かしながら頭を使うアウトドアイベントをたくさん開発する考えだ。親子でゲームをするなど、人と人との距離を縮めていきたい」と続けた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月15日