江西省南昌市に住む小新くん(12)は、人気オンラインゲーム「League of Legends (LoL)」の類まれな才能を持つ。実況サイト・熊猫TVでゲームを実況中継している彼は今や、1日あたりのライブ視聴者数が5万人から6万人に達するほどの人気者だ。月収はなんと3万元(約57万円)という。参考消息網が伝えた。
社会の一般的な価値観では、12歳の子供は1日中ゲームで遊ぶべきではなく、真面目に勉強するべきだ。ところが小新くんの母親は「かつては、ゲームが学業の妨げになることを心配したが、彼は本当に天性の才能を持っている。今は時代も変わった。12歳の子供がピアノの難関試験に受かったり、囲碁のナショナルチームに入れば天才児ともてはやされるのに、LoLのマスターになるとなぜ批判されるのか?それは不公平というもの」と語る。
小新くんはその特異な才能が認められ、約1カ月前から熊猫TVのゲーム実況者となった。毎回のライブ視聴者数は5万人から6万人、ピーク時には14万人に達したこともある。契約金は月3万元に達し、プロのゲームチームからもお呼びがかかっているという。
小新くんは学校から帰ると、ほぼ毎日実況を行う。まだ若いためか、ほとんどしゃべらずに、黙々とゲームテクニックを見せ付けている。最近彼は新しいアカウントを使い、18連勝の奇跡を起こし、最高クラスのマスターに昇格した。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月25日