「2016年中国―ASEAN諸国海上合同捜索・救難模型推演」の初の調整会議が10日から12日にかけて広州で行われた。中国新聞網が伝えた。
「南中国海における関係国の行動宣言」および関連国際条約の要求を全面的に実行し、周辺海域の海上捜索・救難分野における中国とASEAN諸国の実務協力を積極的に推進し、中国とASEAN諸国の海上捜索・救難協力制度を整備するため、今回の会議は「2016年中国―ASEAN諸国海上合同捜索・救難模型推演」の実施計画、訓練内容、中国―ASEAN諸国海上捜索・救難ホットラインの整備計画などについて議論した。
参加各国は中国とASEAN諸国の合同捜索・救難訓練の実施と捜索・救難ホットラインの設立は中国とASEAN諸国の海上捜索・救難協力の強化にプラスであり、海上捜索・救難機構の相互理解を強化し、南中国海および周辺海域での海上捜索・救難分野の調整・協力を効果的に推進し、各国の合同捜索・救難の能力と水準を着実に高めるとの認識で一致した。中国とASEANの一部の国の捜索・救難機関および中国外交部(外務省)の代表が会議に出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月12日